以前に
Amazonからの出品商品に関するキャンセルメール
で書いたと思うのですが、Amazonでは資格や許可がないと販売できない
商品を沢山取り扱っています。
つまり「医療機器販売業」であったり、「PSE」該当商品であったりといった
ことですね。
今回、私の知人(A)が出品商品について、都道府県の
健康福祉局保健医療部
ってところに呼び出されて、取り扱い商品等について事情を聞かれました。
大変参考になると思いますので、その話をお伝えします。
これ、Aさんのところに いきなり福祉局の担当者から電話が入ってきて
「あなた、アマゾンで商品販売してますね。
医療機器販売業の許可は持っていますか?
早急に確認したいことがあるので、輸入商品のインボイスと現在販売
している商品のリストを持ってきてください。
日にちはいつが都合が良いですか?」
との呼び出しを喰らったそうです。
そして呼び出し当日に、医療部で事情聴取を受けたのですが、担当者は
商品リストを見て不審を感じるんでしょうね。
「これは何、どうするもの」
とか、それぞれの商品の仕様なんかについても、しつこく聞いてきたそう
です。
これは、Aさんの人相が悪いから・・というだけではないと思います 笑
しかし、Aさんが担当者に
もともと輸入商品で、医療機器に該当する商品だとは知らなかった
等ということを詳しく説明し、謝罪したところ、この時に商品リスト等を確認
して他に違反して扱っている商品がなかったことも良かったのか、書類の
提出だけで終わり、帰ってくることができたということでした。
うーん・・・、後で販売事実が分かっても、こんな取り扱いになるんですねぇ。
ちなみに「PSE」法に違反した場合の罰則としては、
100万円以下の罰金又は1年以下の懲役
ってことになってますから、ご注意を。
私的には、余程大手じゃないと、個人商店にこんな事を言ってくる
ことはないと思ってたんですけど、ちょっと甘かったようですねw
まぁ、ここまで行きませんでしたが、私も役所がらみの似た様なことで
冷や汗をかいたことがあるんです。
それは、昨年の年末ですが、私の所にDHLから電話がかかってきて
商品が税関で止められてて、医療器具扱いで通関できないかもしれません
ということでした。
これ聞いただけで
震え上がりましたねぇ・・・
え、なんでかって?
この商品、この時に40万円分あったんですが、まだ海外倉庫に120万円分
の在庫があったんです。
この時に通関できないって事は、40万円分も全部発送先に送り返されて、
その後は 私じゃこの商品を輸入できないんですから。
一瞬で、160万円がパァです。(*゚益゚)
それで私も、慌てて厚生局に電話して、メーカー名と商品名で、この商品
が医療機器に該当する商品なのか確認したところ、担当者の方から
この商品は、現在厚生局でも認可について討議中で、今後、指定される
余地はありますが、現在は医療器具として該当していない商品です。
との回答を貰ったので、慌ててDHLに電話して、厚生局の担当者名と回答
結果を伝えたところ、DHLの方で報告書を作成してくれ、その後に税関でも
確認したんだと思いますが、商品は無事に通関して納品することができまし
た。
この時は、本当に血の気が引きましたよ・・・w
自分に何回も言い聞かせましたからね、
「俺、落ち着け!」
「俺、落ち着け!」
って 笑
Aさんの場合は、商品を輸入した際に、私の段階を通り越してたまたま
通関してしまい、それが後になって、何らかの拍子に販売事実が表面化
したものですが、私もAさんの話を聞いて
商品を輸入して、販売をする私達は、もっと法律について勉強して、商品
そのものについてもよく確認しておかないといけないな
と痛感しました。
あなたも、商品リサーチの際には十分気をつけてくださいね。
バカな私達みたいに痛い目に遭ってからだと遅いですから・・・・・
参考になれば幸いです。
怖や、怖や・・・・
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